1908年開業の肥薩線坂本駅。
令和2年7月豪雨で浸水しながらも、
今も、その地に存在しています。
現在、周辺は嵩上げ工事がされ、
新しい建物の建設中です。
そのような中でも、
坂本駅はこれまでのままの姿で、
存在感は絶大です。
先日は、地域の方が草刈り作業をされ、
少し寂しい駅舎内には、自宅に咲いていた、
山つばきを飾ってくださいました。
県外からも、坂本駅の清掃に来られる方がいらっしゃいます。
「坂本駅が無くなったら、坂本ではなくなる」
そんな声も聞こえるほど、
町内外の方から愛される坂本駅。
肥薩線が再開するその日も、
この姿で、列車とお客さんと地域のみなさんを、
迎えてほしいと思います。