1961年、
八代郡上松求磨村、下松求磨村、葦北郡百済来村が合併して生まれた「坂本村」。
平成の大合併により、2005年に八代市坂本町になりました。

3村合併して生まれた坂本村には、約18000人の村人がいました。
しかし、製紙工場の廃止や豪雨災害などにより、徐々に人は減り続けます。

そのような中、令和2年7月豪雨災害の発生。

坂本町の中心部や、多くの家屋が、壊滅的な被害を受けました。
誰もが、悪い夢を見ているような感覚に陥りました。

しかし、隣近所の声かけや救助活動で、多くの命が救われました。
坂本町民、坂本町が好きだった方々、豪雨災害がきっかけで坂本町を好きになったみなさんのおかげで、
少しずつではありますが、復旧が進んでいます。

ただ、坂本町の暮らし・伝統や文化、産業を引き継ぐ担い手は、
徐々に減りつづけています。
この状況を変える抜本的な方法は、未だ見つかりません。

坂本町に生まれ育った人。坂本町が好きな人。
みなさんの知恵と力をお借りし、
豊かな自然、豊かな暮らしとは何かを考え、
坂本町を次世代につないでいくことを、
これからも、考えていきたいと思っています。
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